子供の園や学校で知り合ったママ友から宗教に勧誘されてビックリ。そんな経験はありませんか?
これまで普通のお友達だと思っていたママ友から宗教の勧誘があり、どうやって断れば良いのか悩んだ経験があるお母さんはたくさんいます。
実は、私自身も息子の幼稚園からのママ友に宗教勧誘を受けて、「どう対応すれば良いものか」と、困ってしまった経験が…。
ということで、こちらの記事ではママ友から宗教の勧誘を受けた時の断り方と、トラブルにならないために対応策のポイントをまとめました。
目次
ママ友から宗教の勧誘を受けてビックリ!
宗教の話というのはとてもデリケートな話題ですから、普段の会話で宗教について語り合うことなんてまず無いですよね。
そんな中でママ友に宗教勧誘を受けると、「この人、宗教に入ってたんだ」「私のことを誘うつもり?」と、二重の意味で衝撃が走ると思います。
私の場合は、誘ってくれたママ友はPTA役員もすすんで引き受けるようなタイプのしっかりしたお母さんで、見た目もどちらかというと派手め。
外見からの印象では、およそ新興宗教とは無縁のような女性に見えたのです。
それに、私とはそれほど仲が良かったわけでは無く、一緒になるとお話をする程度の関係だったのに、ある日自宅に電話がかかってきて「一緒に教会に行きませんか?」と誘われた時は、本当に驚きました。
なぜ自分が宗教に…?
私がママ友から宗教の勧誘を受けた時は、ちょうど長男の体調が悪くて、学校をお休みしていた時なのです。
もともとアレルギー体質で喘息もある長男は、季節の変わり目には喘息の発作が出やすくなります。
その日はそれほどひどい状態ではなかったものの、学校ではスポーツ系の行事があったため、大事を取ってお休みをさせていました。
すると、夕方にママ友から電話が。
これまで特に仲良くしていたわけではありませんし、自宅の電話番号を教えた記憶もなかったため、最初はビックリして戸惑ってしまいました。
どうやら、同じ幼稚園だった他のママ友に電話番号を聞いてかけてきてくれたようです。
「◯◯くん、喘息なんですって?今まで知らなくてごめんなさいね」
と、ママ友は言いました。
「もっと早く知っていたら、お力になれたこともあったのに」
ママ友からそう言われて不思議でしたが、彼女は幼稚園でも小学校でもPTAで活躍していて会長をされていたこともあったので、そういった面で責任を感じてくれたのかな?(それにしても大げさだけれど…)と感じたのです。
「ご心配していただいて、どうもありがとうございます。今は発作も落ち着いて、明日は学校に行けそうです。また、◯◯くんとも遊べると思いますので、よろしくお伝え下さいね」
ママ友の息子さんの名前も出しながら、大丈夫だということを伝えて電話を切ろうとした時、その話が始まったのです。
「息子さんの喘息、ご心配でしょう?アレルギー体質は病院に行っても完治は難しいから、根本的な原因を治していかないといけないんです。これは、ご先祖様の供養と関係があるのですが…」
という感じで、宗教的な話が始まりました。
そして、最終的には「今度、一緒に教会に行って先生のお話を聞きませんか?」と勧誘を受けたのです。
ママ友は良かれと思って宗教の勧誘をしている
私がママ友から宗教勧誘された時のことを振り返ってみると、きっと「良かれと思って」誘ってくれているんだろうな、ということは感じました。
私の場合は、息子が喘息という慢性の持病があることから、「なんとか喘息が軽くなるように教会で祈ってみたらどうか?」という話だったので、そこまで悪質な勧誘ではありませんでした。
ただ、教会といってもカトリックとかではなく、あまり聞いたことのないような新興宗教だったので、やはり得体が知れない怖さはありましたが、ママ友が善意で誘ってくれていることは感じました。
悩みのある人が誘われやすい?
私のようにママ友から宗教の勧誘をされた経験のある人に話を聞くと、持病のある子供や介護が必要な父母がいることを知られたことが、宗教に誘われるきっかけになったという人が多かったです。
また、シングルマザーとして子育てをしているお母さんも、宗教勧誘を受けることがよくあるという話を聞いたことがあります。
こうしたことから考えると、何か悩みを抱えていると思われる人を見つけた時に、ママ友からの宗教の勧誘が始まるようです。
現状に不安や不満のある人を助けてあげたいという気持ちから、救済してあげようと思って勧誘をするママ友もいるのだと思います。
ママ友から宗教勧誘|断り方5つのポイント
1、最初にきっぱりと断る
仲良しのママ友から「とりあえず1度だけ」と誘われても、その宗教に興味が無いなら、最初にきっぱりと断るようにしましょう。
ママ友との仲がこじれるのを心配して1度でも参加してしまうと、そこからはママ友だけではなく、宗教団体の関係者からの勧誘まで始まってしまう可能性があります。
きつい言い方で断る必要はありませんが、「興味が無い」「行きたくない」ということが伝わるような返事をするようにしましょう。
2、何度誘われてもきちんと断る
宗教の勧誘というのは、何度もしつこく続くことが少なくありません。
私自身も、ママ友からのお誘いの電話は日にちをあけて3回かかってきました。
その度にしっかり断りましたが、あまりきつく拒否すると角が立つので、やんわりした口調になって期待を持たせたのかも知れません。
ただ、ママ友というのは子供の友達関係に影響する存在ですから、険悪な関係にはならないように気を付けた方が良いと思います。
こちらが「宗教には興味が無い」という態度をしているかぎりは、無理やり連れて行かれることもありませんから、口調は和やかにしながらも拒否の姿勢は伝えるようにしてください。
3、「家族に叱られる」と言ってみる
宗教勧誘をする人は断られることに慣れている場合が多く、断っても断っても繰り返し勧誘してくることがあります。
自分の意思を示すだけでは伝わらない時には、「夫が嫌がるから」「お姑さんに叱られるから」と、『家族の反対があるから無理です』という言い方をすると、すんなりと引き下がってくれることがよくあるようです。
宗教に勧誘するママ友としても、「トラブルは避けたい」という気持ちは強いです。
ママ友同士の関係以上に話が広がるなら、それ以上に無理やり誘おうとは思わないという人がほとんどだと思います。
4、親切心には感謝する
宗教の勧誘と聞くと、すごく迷惑で悪質なものを考えがちですが、勧誘している本人は親切心から誘っていることがほとんどです。
ですから、頭ごなしに迷惑がるのではなく、その気持ちには感謝しながらも「私には必要ありません、興味ありません、でもありがとう」という気持ちを伝えるようにしてください。
ママ友とトラブルになると、園や学校、地域、そして子供の友達関係と、多岐にわたって影響がでてきます。
トラブルにならないためにも、穏便に、お互いが嫌な思いをすることがないように、対処することが大切です。
5、他のママ友に相談しない
ママ友トラブル全般に言えることですが、別のママ友に相談することで話がこじれて、大きな問題に発展してしまうことは少なくありません。
ママ友同士の関係というのは普通の友人関係より複雑で、さまざまな感情がうずまいています。
自分としては相談のつもりで言ったことでも、相手のママ友が尾ひれをつけて噂を流してしまったり、勧誘をしたママ友に「あの人がこんなこと言っていたわよ」と、逆に告げ口をする可能性もあるでしょう。
宗教の話は口外しない方が良い
最初に書いたように、宗教関係の話はとてもデリケート。軽はずみに口にしない方が良いです。
こちらがきちんと断れば済むことですから、あまり話を広げないように、勧誘をしたママ友の気持ちにも配慮しながら、穏便に対処するようにしましょう。
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