進研ゼミは一度やめても、また入会して、またやめてしまう子どもがいるとよく聞きますが、うちの場合もまさにそのパターンでした。
『進研ゼミ』の教材より付録に目がいってしまう…
上の子供は小さい頃から、ベネッセの進研ゼミをやらせてきました。
まだ保育園の頃、同じマンションの子どもが「こどもちゃれんじ」をやっていると聞き、見せてもらった時に「可愛らしい教材だな」と思ってやらせたくなりました。
始めてからしばらくは大喜びだった我が子ですが、半年くらい経つと教材がたまるようになりました。
でも付録は楽しみのようでした。
進研ゼミの付録は見た目もカラフルでおもちゃのような感じなので、子どもにはとても魅力的なのだと思います。
ゲーム感覚でできるものもありますし、時には教材を紹介するマンガが届く時もあり、子どもは食い入るように読んでいました。
とはいえ付録は付録なので、親としては「ワークを頑張って欲しい」と思ってしまいます。
せっかく届いても、付録の方ばかりを気にして、肝心のワークは遠ざけてしまうようになって…
そんなことが続き、「このままやらせても仕方ないかな」と感じるようになり、小学1年の時に一度やめさせました。
でも、また3年生になってから「どうしてもやりたい」と言い出したのです。
理由を聞いてみると、「友達が『進研ゼミ』をはじめたから、一緒の教材で頑張りたい」ということでした。
「今度こそ頑張る!」と本人もやる気を出していたので、もう1度入会する事に…
しかし、最初は頑張ってやっていたものの、一年ぐらい経った頃に、またたまりがちになってしまいました。
進研ゼミは毎月届くので、一度サボりがちになると、やっていないワークがどんどんたまっていきます。
ワークはともかく、赤ペン先生への提出もやらなくなってきて、これはさすがにお金がもったいないと感じました。
相変わらず付録やマンガは喜んでいましたが、それだけが欲しくて「続けたい」と言っているのが見え見えです。
「やっぱりうちの子には付録が多すぎる『進研ゼミ』が合っていないのかも…」
そう思い始めた時に、お知り合いの方から「『エース』という教材が毎月千円以下でできるよ」と聞きました。
付録が無くてシンプルだから、うちの子に合うのではないかと勧めてくれたのです。
早速、資料請求をしたところ、A4の教材のみが毎月届く形になっており、それで十分ではないかと思い、進研ゼミをやめて『エース』を始める事に。
進研ゼミはなんだかんだ言っても良い教材だと感じていたので、やめるのは残念でした。
もしうちの子が真面目に続けていたらと思うと情けない気持ちになりますが、本人の合う合わないもあって、これは仕方ないかなと思います。
情報よりも本人のやる気が大切
『進研ゼミ小学講座』で良かったのは、中学の事なども詳しく書いてあり、情報収集にもなって役立っていたことです。
ただ、いくら情報をいただいたところで本人の学力が伴わない限りどうしようもないので、うちの子には合っていなかったのだと思います。
親がやらせたい教材と、子どもがやりたい教材が同じであるとは限りません。
「情報や付録よりも、まずは本人の学力をつけさせる」そして「自分で学力をつけようとする心を育てるほうがよい」と、最終的には感じました。
『エース』は付録が一切つきませんので、イラスト付きの教材や付録で目移りする、うちの子のようなお子さんにはお勧めだと思います。
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