私の子供が通っている小学校は児童数が少なく、全学年1クラスずつしかありません。
クラスの人数も平均で20名ほどしかいない中、各学年で5名ずつのPTA役員を選出することに疑問を感じています。
2年に1度まわってくるPTA役員
うちの子が入学する数年前までは学年ごとに2クラスずつ学級があって、1クラス4人ずつのPTA役員を選出していたそうです。
しかし、過疎地ということもあり、年々子供の数は減る一方。
今では1クラスしか無いので、6年間ずっと同じクラスで子ども達は小学校生活を送ります。
子供的には団結力が強くなりますし、仲良くなった友達とクラス替えで離れることもなくて嬉しいみたいです。
でも、親としては、PTA役員が頻繁にまわってくることに困っています。
もともと学年ごとに8人だったのを、クラスが減ったことで5人にしたというのは仕方ないと思うのですが、「全校児童の数も昔よりかなり減っているのだからもっと少なくしても良いのでは?」と思ってしまいます。
クラスの保護者の方全員が役員を引き受けられるわけでは無いので、引き受けられる人だけでまわしていると、私は2年に1度のペースで役員にあたります。
私も仕事をしているため、「今年はちょっと…」と断っても、結局誰も引き受けてくれなくて、仕方なくやることになってしまうのです。
保護者の中には率先して毎年引き受けてくれている人もいるので、一度引き受けた以上、自分だけ抜けるのも申し訳ないような気がして断れなくなってしまいました。
児童が少ないのにPTAは必要?
そもそもうちの子の小学校は全校児童の数も少なく、保護者向けの行事の参加者も限られた人しか来てくれません。
それなのに学年ごとに5名ずつ、全員で30名ものPTA役員が必要なのか、不思議に感じます。
これまでに何度か「役員の人数を減らそう」という話が出たのですが、上のお子さんの時から何年もずっと役員をしている保護者さんから、「人数が減るとこれまで続けてきた行事に支障がでるから無理」と言われました。
行事と言うのはお祭りや地域イベントへの参加なのですが、この地域は田舎ということもあり学校ぐるみで地域の行事に参加するのです。
行事では、PTA役員が舞台のセッティングをしたり、飲食物の準備をしたり、小学校の校庭が駐車場に使われる時はガードマンをしたりすることも。
そういう事さえなければ、役員は10名ほどでもやっていけそうですが、行事の前後には打ち合わせや買い出しや片付けなどもあり、やはり人数を確保しておきたいのだと思います。
日曜日もPTA活動で小学校に
小学校のPTA役員の連絡会は日曜日に開かれるので、年に何度かは私も行かなくてはいけません。
下の子がまだ小さいのでなるべく参加しないようには配慮してもらっていますが、それでも何度かは行くように言われています。
連絡会にはPTA会長や教頭先生が来て、静かな雰囲気で行なうので、子供は連れてきてはいけないと言われています。
とはいえ小さな子供を家に置いていくのも気がかりで、実家に応援を頼むことが多いです。
上の子が卒業しても、今度入学する下の子がまだいますし、そうするとPTA役員もまだまだまわってきそうです。
他の地域だと子供1人で1年間役員をやれば良い学校がほとんどだと聞くので、この地域に家を建てたことで、自分は損をしてしまったなぁ…と感じます。
自然が豊かな地域で暮らしたいという思いで、馴染みの無い場所へ移住してしまったのですが、やはり田舎の方はPTA以外にも地域の集まりや雑用がたくさんあるので、家を建てる前にきちんと下調べしておくべきでした。
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