子どもが年長さんの時、同じクラスのお友達に影響されたのか、突然「ピアノを習いたい」と言われたのですが、3月生まれということもあり、まだ発達的にも幼かったので「今度探してみるね」と言って、そのままうやむやに…
ピアノの個人レッスンといえば月謝も高いと聞きますし、続くかどうか分からないのに通わせるのもどうかと…
しかし、小学校に入学してあともう少しで2年生という時に「ピアノはいつになったら習えるの?」と言い出したのです。
私は正直忘れてしまっていたのですが…
そう言われてはじめて「この子は本当にピアノをやりたいんだな」と思いなおし、本格的にピアノ教室探しをはじめることに。
ということで、こちらの記事では小学1年生から高校生までの期間、ピアノの個人レッスンに子供を通わせた私が、月謝と年間費用にかかるお金や、レッスンの内容をまとめました。
目次
ピアノ教室ならヤマハかカワイ?
それまでピアノに興味の無かった私は、ピアノの個人レッスンといえばヤマハ音楽教室か、カワイ音楽教室か、という感じで、大手のレッスン教室しか思い浮かびませんでした。
しかし、大手はレッスン料も高いと聞きます。
「良いピアノ教室はないものか…」
と悩んでいる時、娘の幼稚園の頃からお友達で、学校は別々ですがたまに遊んだりしている子がピアノを習っているのを思い出し、「ちょっとリサーチさせて」と頼んでみました。
ピアノレッスンのことをいろいろ聞いてみると、その子の通っている教室が見学できるとのことで、親子でレッスンを見学させてもらうことになりました。
そのピアノ教室はヤマハのように大きな教室ではありませんが、本格的な個人レッスンが受けられるようで、先生も明るい人でした。
「教室に通った生徒さんが何人も音大行ってるんだよ」というのは、前から聞いていました。
ですから、体験当日、本人は「ついにピアノが習える!」とワクワク。
私は「どんな感じで、どんな先生なのかしら?」とドキドキでした。
ピアノの体験レッスンで入会することに決めた
ひと通りレッスンを見学させていただき、先生からは
「見学をしたから入ってねっていうのはありませんからね。相性もありますから、ゆっくりお考えになって決めてください。」
と言われました。
私の中でピアノの先生って、おっとりしていて、静かで、近寄りがたい…というイメージがあったのですが、それを吹き飛ばすようなとにかく明るい先生でした。
知り合いで大手の教室に通っている親子に聞くと、先生がきつくてレッスンに行くのがつらくなることもあるといいますが、そういった雰囲気もありませんでした。
子供も「絶対あそこで習いたい!」というので、翌週すぐに連絡してレッスンに通うことになりました。
ピアノのレッスン月謝に発表会の支払いも…
レッスンの月謝は、小学生は1ヶ月7000円でした。
まだ低学年なので「少し月謝が高いかな」と思いましたが、ヤマハ音楽教室だったら7000円以上はするとのこと。
レッスンでは決まった教本を使うのではなく、その子に合わせた教本と楽譜を選んでくださり、進めててくださったので、上達は早かったです。
あと1ヶ月で2年生になる年に入会したのに、その年の12月には発表会にも出演できました。
その時の選曲も「どんな曲を弾きたいか」の希望を本人に聞いてくれて、「こんなやつが入ってる曲」という曖昧なリクエストにも答えてもらえました。
先生は、経験の浅い子でも弾ける、本人がやりたいといった弾き方のある曲を必死に探してくれたようです。
そして、その曲を初舞台で上手に弾けるようにと、急遽、ペダルの踏み方も教えてくださいました。
良い先生に出会えたことで、本人もピアノを弾くことが楽しくて仕方がないようでした。
小学校の音楽会で伴奏を任されるほど上達!
年に2回ほど発表する機会が有るピアノ教室だったので、レッスンでは地味な曲が多い分、発表会では自分のレベルより数段上の曲などを弾かせてもらいました。
そのため、発表会が終わって普通のレッスンになると指がよく動きレベルが上がっていることがわかりました。
小学校3年生の頃からクラスや学年の合唱の曲を任されるようになり、5年生になると全校生徒の合唱伴奏など楽しんでやっていました。
5年生の途中でソネチネという教材に変わり、月謝が8000円になりました。
大体週1レッスンなのですが、発表会前等はレッスン日を増やしてくださっても別途料金は取られませんでした。
学校の伴奏曲などでもよく見ていただきました。
親子でピアノの先生にお世話になった
中学になってピアノを辞める子が多かったのですが、部活で忙しくても「ピアノを辞めたい」と言うことは一度もありませんでした。
学校以外でも、自分の趣味を生かせる場があることがとても励みになったようです。
思春期になって親子間にヒビが入っている時でも、先生がさりげなく中に入ってくださり、子供の気持ちを前向きに導いてくださったこともあります。
高校受験の時も、発表会を休むことなく出ることができ、それも先生の指導が良かったおかげだと思っています。
娘はもうすぐ高2になります。
残念ながら、ピアノは高1の9月に母娘ゲンカが元でやめてしまいましたが、先生とはまだお付き合いがあります。
辞めてから先生に言われたことは、「今まで何千人と見てきたけれど、初見はすごく強いからこれからも自分で弾くのには楽しめるから、ピアノをたまには弾いてね」といわれました。
ピアノ教室にかかった費用
費用としては入会月から5年生の途中まで7,000円教本がソネチネになってから8,000円急遽レッスン対応してくれたり発表会前のレッスンで回数が増えるのも無料で見ていただけました。
- 発表会会費 春17,000~20000円(その時に出席する人数で変更になっていました。)
- 発表会会費 冬 800円~1,000円(〃)
教材1冊800円~3000円発表会春ではみんなドレスアップしているので購入する人もいれば、衣装を貸し借りしていました。
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