子供の幼稚園が始まってホッとしたのも束の間、次は夏休みという長期休暇を控えていますよね。
保育園であれば長期休暇のようなまとまった休みが無いので良いのですが、幼稚園は基本的に専業主婦向けな内容となっている為、夏休み中に預けられる日があっても数日とか、全く預かりをしない園もあります。
その間、ママが仕事をしている人であれば、子供をどうするのか悩みますよね。
さすがに子供の長期休暇の間に仕事を丸々休むのは難しいことがほとんど。
とはいえ、幼稚園の方で預かりをしていないとなると、他のやり方で対処しなければいけませんよね。
特に祖父母が近くにいなくて遠方の場合、夏休みに子供を預けることが難しい状況になります。
もう少し大きくなればお留守番もできますが、幼稚園児にはまだ難しく、ママが仕事をしている間にどこにいさせればよいのかと頭を悩ませることも多くあるのではないでしょうか。
そこでこちらの記事では、幼稚園の夏休みに預かり保育が無い場合の対処法をご紹介します。
目次
幼稚園が夏休みの間の預け先
託児所や認可外保育園、ファミサポなどを利用する
自分の子供の幼稚園で夏休み中の預かりが出来ないといった場合に利用する人が多いのが、託児所や認可外保育園、ファミサポなどが行っている「一時預かり」です。
だいたい一時保育をお願いする場合は、月初めに1ヶ月分の予約を受け付ける所が多く、夏休みが始まる月始めの初日でもう予約がいっぱいになってしまったりもすることもよくあります。
なので、一時保育を利用したい時はできるだけ早くに預ける園を決めて予約をする必要があります。
一時保育の利用料金は園によって違うものの、半日預かり・1日預かり・1時間単位で料金が決められていることが多いです。
通っている幼稚園に比べると保育料金が割高になってしまうことがほとんどですが、単発で預かってもらう時に料金が高くなるのは仕方のないことでもあります。必要経費だと考えるしかないですね。
認可外保育園であれば1時間100円からの預かりもありますが、あまりに利用料金が安いのも考えものです。
いずれにしても、人気の園の一時預かりはすぐに予約が埋まってしまいますから、早目に動き出すことが大切です。
シッターさんに預かってもらう
ベビーシッターは赤ちゃんしか預かってくれないように思いますが、未就学児であれば6歳まで対応してくれるシッターさんがほとんどです。
ベビーシッターとマッチング出来るサイトに登録すれば、1000円から1500円ほどの時給で子供を預かってもらえます。
ただ、サイト上でマッチングするシッターさんの中には無資格の人も多いので、利用前に必ずプロフィールを確認して資格や育児経験の有無をチェックしておきましょう。
短期間とはいえ大切な我が子を預ける相手ですから、本当に信頼して子供も安心して一緒にいられる相手かどうかは見極めるようにしてくださいね。
良いシッターさんに出会えない時には、ベビーシッターの派遣サービスの利用がおすすめです。
きちんとした企業から派遣されるシッターさんは研修を積んでいますし、さまざまなケースを想定したマニュアルも頭の中に入っています。
そうした安心感がありますから、「少しくらいお金が掛かっても大丈夫」という人なら、シッター派遣の専門企業にお願いしてみると良いですね。
仲の良いママ友に子供を預かってもらう
もし普段から気心が知れていて子供を預かってくれそうなママがいたら、そのママにお願いするのもありだと思います。
そのママにも下に小さい子がいたりプライベートな時間もあると思うので、勿論無理にお願いは出来ません。
ですから、「どうしても預け先が無い」という日にだけ、助けてもらう程度でお願いしてみるようにしましょう。
その時に少し戸惑った様子だったり、困っていたりしたら、すぐに諦めて「無理なことを頼んでごめんなさい、他で探してみます。気にしないでね」と言って引き下がりましょう。
もし相手のママ友が「全然大丈夫だよ!」と言ってくれるのであれば、有難くお願いすることもアリですが、相手の負担を考えて回数が増えたりしないように自制しましょう。
基本的にママ友にお願いする場合はちゃんとお伺いを立てて、前もって言っておかなければいけません。
そして必ず仲が良くてもお礼を忘れずに、子供が喜びそうなお菓子や飲み物を渡したり、お礼の言葉を忘れずにする事が大切です。
親しき仲にも礼儀あり。ですね。
「色々なサポートや一時預かりも調べたり電話したけど、どうしても無理そうなんだ…」と言う時だけお願いする形で、基本的には自分たちでどうにか回せるように頑張りましょう。
どうしても無理そうな時は仕事をセーブする
私も遠方出身で、近くに祖父母などが誰もいない状況で子育てしているので分かりますが、やはり幼稚園に入れて仕事をする場合は、勤務する会社の方に事情を話して以前よりは仕事量をセーブするのが1番だと思います。
私の場合は、子供が幼稚園の夏休みに入る前に職場の先輩や同僚などにあらかじめ相談をしておいて、子供の為に連休をもらっていました。
ファミサポなどの一時預かりは予約制ですし、料金も高いので毎日は利用出来ない。どうするか…と考えた時に、その期間は割り切って仕事を休むようにしていました。
職場に対しては申し訳無いですし、お給料も減るので大変ですが、小学生になるまでのことだと思ってやり過ごしていました。
幼稚園の長期休暇で預け先を確保するのは大変…
幼稚園は行事なども多く、仕事をしているママとしては結構休みを取らなければいけない場面があって、夏休みや冬休みの長期休暇は本当に悩みますよね。
同じ幼稚園でも私立だと夏休み中の預かりが充実していたり、行事も土日にしてもらえたりするようですが、公立の幼稚園はその辺は融通が利かないことも多いです。
子供が休みの時の預け先確保は大変ですが、それがずっと続くわけではありません。
子供はあっという間に成長して、気付けばお留守番も平気になっているものです。
なので、あまり深く悩まずに、その時々で利用出来るサービスや協力してくれる人を探して、臨機応変に対応をしてみることがおすすめです。
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