結婚した息子に子供が生まれると「可愛い孫に会いたい」という気持ちで事あるごとに息子一家の住む家に訪問したり、何か理由をつけて孫に会う回数を増やしたがるじいじやばあばは多いです。
血の繋がった孫ですから、可愛くて仕方ないのは当たり前。自分の子供とは違う可愛さもあり、ついつい色々やってあげたくなる気持ちは分かります。
ただ、義両親に対応しなくてはいけないママは大変な思いをすることも…。
忙しくて大変な赤ちゃん育児の最中に約束もなく急に家に来られたり、やっと赤ちゃんが寝てくれて静かにゆっくりしたい時間に電話やLINEを頻繁にしてきたり。
義両親のせいで1日のリズムが崩れてしまってストレスになることもよくあります。
自分の両親なら「急には来ないで!」と言えますが、やはり義両親には強く言いにくいですよね。
そこでこちらの記事では、義父母が頻繁に孫に会いに来るのを上手く断るための方法を紹介します。
孫に会いにくる義両親を断る方法
こちらの都合も考えずに頻繁に孫に会いに来る時には「いい加減にして!」と言いたくなりますが、義両親との関係がこじれると後々面倒なことにも繋がりかねません。
ですから、直接「来ないで」とは言わずに、トラブルにならないように訪問を断る方法をまとめました。
忙しいふりをする
義両親はこちら側がフリーな状態が多いと絶対突撃してくるものです。
LINEで「会いに行くね!」と連絡が来たかと思えば数分後には玄関にいたりと、こちらの都合はお構い無しに孫に会いに来ることもよくあります。
義両親がなぜそんな無神経な行動をするのかというと、それは、「家にいるママと赤ちゃんは何も予定がなく暇なんだろう」と思っているから。
ママからすれば、家にいる間もやることや考えることが一杯でめちゃくちゃ忙しいのですが、義両親はそこまで考えが及ばず、「家にいる=暇」と思い込んでしまいがちです。
なのであまりにも頻繁に訪問が続くときは、『忙しいアピール』をして「いつも家にいる」と思わせないことが大切です。
あえて子供に習い事をさせたり親子サークルに入ったりして、その予定を電話やLINEで知らせるようにしましょう。
「今日は習い事に行ってきます」「新しく入ったサークルで親子で楽しんでます」など、よく外出していることをこまめに知らせておけば、義両親も「孫に会いたいけど、今日は家にいるかしら?都合は大丈夫かしら?」と考えてくれるようになります。
「私達はよく外出するので家にいませんよ」というのが伝われば、頻繁に会いにくる回数は徐々に減っていきそうですね。
義両親の家にこちらから出掛けて行く
ママにとっては義両親は他人なので、顔を合わすだけでも疲れたり緊張することがありますよね。
また、自分の家に何度も来られると片付けやらお茶菓子やら何かと気を使って、育児ストレスが更に大きくなってしまいかねません。
ただでさえ忙しくて大変な子育て中は、余計なストレスを抱えたくないものです。
ですから、自宅に頻繁に義両親を来させない為にも、日付を提案して自分の方から行くようにしてみてください。
そうすればいちいち部屋を整えたり、お茶菓子などを準備したり色々気を使わなくて済みます。
「◯◯がじいじとばあばに会いたがっているので」などと言えば、きっと喜んで迎え入れてくれるはずです。
ママが連れて行くのはしんどい時はどんどん旦那さんにお願いして、子供と旦那さんで義父母の家に遊びに行ってもらいましょう。
旦那さんも子供も義父母とは血の繋がりがあり気を使う存在ではありませんから、ママのようにストレスを感じずに接してくれるはずです。
大きな行事などはママも一緒についていった方が良いですが、何も普段から頻繁に義父母の家に会いにいく必要はないですよね?
毎回ママが一緒に行くとそれが当たり前になってしまうので、義父母と会うのが苦手だなと感じている人は、最初から「実家へは父子で遊びに行ってね、そのうちにたまった家事を済ませておくから!」とはっきり言うようにしてくださいね。
義両親が来たら居留守を使う
義父母は息子の家も自分の家のように思い込んでいるケースが多く、連絡なしで突然やって来る場合も結構あります。
でもそのタイミングで旦那さんがいないのであれば、無視をして、いないフリをするのもアリです。
いつもいつも真面目に義父母の相手をしていては、ママのストレスも大きくなってしまいます。
「今日は義父母に家に入って欲しくない」と感じるなら、いないふりをしてやり過ごせば良いのです。
ただ、子供には悟られないように玄関のチャイムの音量は下げておいて義両親の訪問を全く気付かないフリをしたり、気付くのが遅れて玄関には誰もいなかったという演技をしておいてください。
「誰か来てたみたいだけど、ママが気付いた時には誰もいなかったよ。宅急便のおじさんかな?」なんて言ってみると、子供は「そうなんだ」と、すぐに納得してくれます。
たとえ専業主婦で家にいる時間が長いとしても、だからといってママは暇ではないですし、子供とゆっくり過ごしたいのにちょこちょこ訪問されては迷惑ですよね。
毎回居留守を使うのは良くないですが、あまりに訪問の回数が多い時には、いないフリをして帰ってもらいましょう。
旦那から義両親に話をしてもらう
色々対策をしても義父母が孫に会いにくる回数が減らなくて、ママ自身が「うざい、面倒だな…」と、大きなストレスを感じているなら、本人達に話をして理解してもらうしかありません。
ここで1番意見を言いやすくて交渉しやすいのは旦那さんですよね。
旦那さんの口から義父母に、「孫に会いに来る時は必ず事前に連絡して日にちを決めること」「多くても週に1回までにすること」などをはっきり伝えてもらいましょう。
ママとしては「もう来て欲しくない」という気持ちもあるかも知れませんが、旦那さんは義父母が自分の両親なので、あまり酷い言い方をすると気を悪くして夫婦ケンカになってしまっては元も子もありません。
「お義父さんお義母さんが孫に会いたい気持ちはすごい分かるし、いつも色々思ってやってくれるのは嬉しいし助かる。けど、私自身も育児中で休めなかったり、ゆっくりしたい日もあるし、突然来られると部屋の整理とかもできてなくて失礼だから、ちゃんと日付や時間を決めて私も空いてる日とかにして貰えると助かるんだ」
などと、角が立たないようにお話をすれば、旦那さんもきっと理解してくれます。
義両親はいつまで孫に会いに来るの?
義両親に「孫に会いにくる回数や時間を見直して」と伝える時には、あくまでも義両親が嫌いで言っているのではないということを伝えておくことがおすすめです。
そこで、「来られるとイヤだ、面倒だ」とこちらが思っているようにとられると、「それじゃあもう行きません!」と、へそを曲げて急に孫を可愛がらなくなってしまうことも。
高齢の義父母は嫁に対して偏屈な態度を取ることがよくあるので、こちらとしては腹立たしいですが、機嫌を損ねないように言葉を選んでトラブルを回避しましょう。
義父母が孫にかまいたがるのは大体5歳くらいまでで、小学校に入ってどんどん子供が成長するとともに、興味を無くして全然会いに来なくなる義父母がほとんどです。
小さくて可愛らしい時だけ構いたがるなんて…と嫁としては感じますが、おじいさんおばあさんなんてそんなもの。
深く考えずに「どうせすぐに興味をなくすだろうし」と心で思いながら適当にあしらっておくようにすればストレスもたまりませんよ。
義両親との付き合い方については、こちらの記事も参考にして下さいね。
義母が子育てに口を出してくる時の対処法|孫が可愛いのは分かるけど…