自分の母親やお姑さんに子供を預けた時に、勝手なことをされて困ってしまったという経験はありませんか?
夕食前なのにお菓子を無断で食べさせたり、勝手に髪を切ってしまったり、知らないうちにお小遣いを渡していたり…
本当はやって欲しくないようなことを孫相手に気軽にやってしまうおばあさんに対しては、すごく腹が立つけど、親だけに怒ることが出来ない…。
と、悩んでしまうこともありますよね。
こちらの記事では、母親やお姑さんが孫に勝手なことをする時、どうすればトラブルにならずにやめさせられるのか、具体的な対処法をまとめました。
「嫌だな、やめて欲しいな」と思いながら放置していると、だんだんとエスカレートしていくこともありますので、早目に対処するためにも参考にしていただけたら嬉しいです。
目次
どうして孫に勝手なことをするの?
自分の子供に勝手なことをされると、どうしてそんなことをするのかとビックリしますし、腹が立ってストレスを感じることもありますよね。
母親やお姑さんが孫に対して勝手なことをしてしまう理由には、息子夫婦、娘夫婦への「私は子育ての先輩」という自負があるといわれています。
つまり、これまで立派に子育てをして、我が子を成人させ結婚させ、孫まで出来たということが『実績』となって、母としての自信につながっているのです。
ですから、言葉にこそ出しませんが、心の中では「子育てのことなら私の方がよく分かっている」という気持ちがあり、子供の母親よりも優位な立場に立っているという勘違いが孫への勝手な行動に繋がっているケースが多いのです。
孫への勝手な行動は大迷惑!
母親やお姑さんが子育ての先輩であることには違いありませんが、それでも、孫に勝手なことをされると困りますよね。
特に、アレルギーの心配があるような食べ物を勝手に食べさせたり、孫の髪を親の許可無く勝手に切ったりされるのは、本当に困ってしまいます。
おばあさんの立場からすると「良かれと思って」してくれているのですが、こちらからすれば大迷惑でしかありません。
中には、孫の教育方針にまで口を出してくる義父母もいますから、仕事で子供を実家に預けざるを得ない環境にいるお母さんでも、子育ての中での線引きはしっかりと意識する必要があるのです。
義両親が孫に会いに来る回数を減らしたい|トラブルにならない断り方を解説孫の髪を勝手に切ってしまう母親
実家に孫をあずけたら勝手におばあさんに髪を切られてしまった…という経験を持つお母さんは意外にたくさんいます。
いくら自分の孫でも、親の承諾無く髪を切るというのは考えられないことですが、自分の子育て中に子供の髪を自宅で切っていた母親の中には、孫の髪でも躊躇無く切ってしまう人が少なくないのです。
「前髪が目に入っていたから」「首の後ろにあせもができていたから」
など、おばあさんなりに孫の髪を切った理由はあるわけですが、それにしても一言くらい声を掛けて、親の了承を得てから切るのが当たり前だと思いますよね。
でも、おばあさんにしてみれば孫の親は自分の子供ですから、「わざわざ伝えるまでもない」と思い込んでいるのです。
孫に勝手なことをする母親に注意するには?
我が子に勝手なことをしてくる母親をなんとかしたい、勝手な行動をやめさせたい。
そんな時は、単刀直入に伝えるようにしましょう。
相手がお姑さんだと、できるだけ穏便にすませたいところですが、先ほどもふれたように「子育ての先輩としての自負」を強く持っている母親には、遠回しの言葉はなかなか通じにくいです。
なにしろ相手は自信を持って孫に接しているわけですから、生半可にやんわりと注意したとしても、「いえいえ、私はこう思うわよ」なんて反撃されて終わってしまうかもしれません。
やめて欲しいことをしっかり伝える
孫に対して、こういうことはしないで欲しい。
険悪な雰囲気にならないよう、少し笑顔を作った上で、はっきりと「してほしくないこと」を伝えましょう。
その時に「どうして?」と聞かれたら答えられるように、あらかじめ返事も考えておくと、話がスムーズに進みます。
実家に孫をあずけることがよくあると気兼ねすることも多いと思いますが、我が子を守るためにも「言いたいことは言える関係」を作っておいた方が良いです。
おばあさんに子育ての主導権を握られないようにする
働くお母さんだと、どうしても子供と接する時間が短くなってしまい、実家にお世話を頼む機会が増えがちです。
ただ、そうであっても子供の責任を持つのは祖父母ではなく両親です。
子育ての主導権を母親やお姑さんに握られてしまっては、子供もどちらを信頼して頼れば良いのか分からなくなってしまいます。
子供にとって何が良いか、どういう風に育てるべきか。
判断するのは親の役目ですから、何でもおばあさんに任せて、勝手なことをされても注意できないような状態だけは避けて下さいね。
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