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子供の通信教育は塾より安くてメリットがたくさんあった

「小学生の間の勉強は、学校の宿題をこなしておけば十分」

学校では先生がそう説明してくれますが、

  • 子どもが授業についていけているだろうか?
  • 理解はしているだろうか?
  • 将来のことを考えて学校以外でも勉強をさせた方がいいんだろうか…?

などなど、子供の学力への親の心配は尽きないものです。

そこで学校外でも勉強をさせようと考えると、ほとんどの親は『塾』と『通信教育』のどちらが良いかで迷うのではないでしょうか。

費用は足りるか、子どもの性格に合うか、送り迎えの有無、学習内容…

塾と通信教育どちらにもメリット・デメリットがあるだけに比較するのはなかなか難しいですよね。

私は子どもを塾に行かせるか通信教育をするかで迷った結果、最終的に通信教育を選びました。

ということで今回は、『子供向けの通信教育』について、私の経験や感じたことをまとめて紹介していきたいと思います。

子供の通信教育で悩みの種と言えば…

子供の通信教育は塾に比べて費用が安いです。

でも、安いことは分かっていても、私の場合は「塾の方が良いのではないか」と迷ってしまいました。

その理由は、『子どもが強制力のない通信教育を本当に続けられるのか?きちんと成績は上がるのか?』という心配が大きかったから。

実際に私の周りでも、「通信教育を契約したのに子供が真面目にやらない」「毎月届く教材が溜まっていく…」というママ友は多いですし、オークションやフリマサイトなどでも未使用の通信教材の出品は後を絶ちませんよね。

通信教育は、学校の宿題や塾のように先生がすぐに添削をしたり点検をすることがないので、後回しにしやすいです。

後回しにしているうちに、たまったり忘れてしまい気が付いたら何か月も手を付けておらず真っ白なワークだけがたまっていく…

なんていうことも多いのかも知れませんね。

私は実は過去に他の通信教育の教材をオークションで購入したことがあるのですが、あまりにもきれいなものが届いて驚きました。

それを見て「やっぱり通信教育って続きにくいのかな…」と心配な気持ちになったので、我が子に通信教育をやらせようと決めた時は、いかに長続きさせるかを真剣に考えました。

子供に通信教育を続けさせる工夫

わが家の子どもたちは1年生のころから進研ゼミ「チャレンジ」をしていますが、『親が声掛けと添削、指導をするのが望ましい』という説明が入会の時のパンフレットに書いてあったので、それを実践し続けています。

『チャレンジはやった?』『赤ペン先生は出した?』

などと声をかけ、親が丸つけを手伝うことで子どもに勉強する習慣を身につけさせるのが良いと書いてありました。

更に毎日取り組む量や時間を決め、とにかく教材に取り組む習慣がつくように徹底してサポートしました。

チャレンジは、教材がすんだらご褒美を用意していたり、工夫を凝らしてくれているので、そういうのを親も把握して声かけするのが子どもに通信教育を続けさせるコツだと思います。

うちの子達は最初のうち紙教材だったので、毎日声をかけて褒めて、丸を付けるのは私に取っても大変でした。

ただ、子ども達が教材をして、私が丸付けをして、間違えやすい所を一緒にチェックするという流れが習慣になったことで、子供もそれほど嫌がらず続けてくれたのかなと思います。

チャレンジには冊子に書き込んでいくタイプのものだけでなく、同じ内容のものがタブレット学習でできる「チャレンジタッチ」という教材もあります。

タブレットでの「チャレンジタッチ」になると親の丸付けは無くなるのですが、子供が設問を終えると登録された親のアドレスに終了のメーㇽがきたり、習熟度や進度なども逐一連絡がくるので、それをもとに声をかけるようにしています。

通信教育だからといって、ほったらかしにしない。

「ちゃんとあなたの頑張りや、さぼりも見ているよ」ということを、子供に伝えることが大事だと思います。

続けさせて感じた通信教育のメリット

子供が通信教育をやってみて、親として感じたメリットは『自分で勉強を管理できるようになった』ということです。

ほかの習い事で忙しい時でも、15~30分のスキマ時間を見つけては、自主的にチャレンジを始めています。

塾に比べて短い時間で終わらせられるので、子供でも「いつやれば良いか」が考えやすいのかも知れませんね。

場所を選ばずにできるのが良かった

もう一つ感じたメリットは、いつでもどこでも自分の都合の良い時に取り組めることです。

紙教材でもタブレットでも、子供の手で簡単に持ち運べますし、気が向いた時にいつでも始められます。

「やろう」と思った時にすぐ始められるというのは、子どもにとってはすごくメリットになると思うのです。

子供自身が『いつ』『どこで』『どれだけの量をこなすか』を、1人できちんと決めて実行する力がついたことは、今後の高校受験、大学受験でも役立つのではないかと期待しています。

チャレンジで成績はアップした?

通信教育を迷っている時に気になるのは、学力アップにどれくらい効果があるのかどうか?ですよね。

我が家の場合ですが、授業で習う前に少しだけ早く通信教育でやっているので授業も宿題もテストもつまずくことはないようです。

あらかじめ学習内容がわかるので、授業にも積極的で発表をしたり友達に教えながら自分の理解も更に深めていることは嬉しいです。

授業で習う前に少しやっていたというだけでも、理解度って変わってくるものですね。

理解ができると授業も楽しくなり、授業へのモチベーションが上がると成績もおのずとアップしていくように感じました。

通信教育の魅力は塾より安いこと

私が住んでいる地域の塾の費用を調べてみると、四年生から六年生の場合で月額8千円から1万7千円が相場となっています。

更に夏期講習、冬期講習でそれぞれ2万円から4万円、入塾の際の入会金や教材費、模試代、移動のための交通費などなどすべてを合わせると受験を目的としない補習塾でも年間で10万から30万かかるそうです。

最初に塾とチャレンジで迷っている時、我が家が塾を諦めたのは、やはり費用面の心配からでした。

「ここまでお金はかけられない!」

と、通信教育の資料を集めてみましたが、初期費用、入会金はかからず1年生の段階では月額は3000円ほど、我が家の娘は現在4年生ですが学年が上がって少しずつ費用は上がっていますが月額にすると6000円くらいでおさまっているので塾よりはかなり安く抑えられていると思います。

通信教育は時間も拘束されず、勉強に対する意欲を芽吹かせてくれたという点で、コスパは非常に良かったです。

入会金がかからず、また、年払いだったとしても途中で解約すると月割りで返金されるので仮に途中で退会しても金銭的にはあまり損はなかったと満足しています。

通信教育のデメリットと注意点

「通信教育をやってみたい」という親子によくアドバイスしているのは、「勝手に勉強をする子は稀だよ」ということ。

教材が届いて、いくらそれがゲーム要素が満載でも、簡単でも、与えるだけではなかなかできません。

もちろん自主的に勉強してくれるのが理想ですが、塾のように否応なく勉強せざるを得ない環境ではないのでいくらでもさぼれてしまう」というのが通信教育なのです。

塾に比べて費用が安いのは、ある程度習慣が身につくまでは親が声をかけたりお膳立てをする必要があるから

ということを、念頭に入れて取り組まないと続けるのは難しいです。

子供は『これ、おもしろいな』と感じると、あとは自分で勉強していきます。

遊びの中でもそうですが、子供って楽しいことにはどんどんのめり込みますよね。スマホやパソコンの操作も親が教えてないのに勝手に出来るようになっていたり。

なので、子供が教材について楽しさや嬉しさを感じることで、もっとレベルが高いことをしたくなったり、成績を上げるためにさらなる努力を自主的に始めてくれることもよくあることです。

そういう勉強をする習慣をつけるためには、親が最初だけで良いので一緒にじっくり取り組んであげることが、とても大切なことだと思います。

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