結婚をして子供ができると、「そろそろ家を建てようか?」と、マイホームの計画をたて始めるご夫婦は多いですよね。
でも、私は自分の経験から、家を建てるなら子供が大きくなってからで、それまでは賃貸マンションで良いと思っています。
子育てはマンションの方が絶対にラク!
家を建てるのは子供が成長してからで良いのではないかと思う理由は、マンションの方が子育てが断然ラクに感じるからです。
ほとんどのマンションは長方形の部屋にキッチンやリビング、和室・洋室、浴室・洗面所などが配置されていますが、かぎられた広さでうまく収まるようにレイアウトされているため、導線がしっかり考えられているのです。
そうすると、まずお掃除がラクですし、小さい子供をトイレに連れて行ったり、お風呂に入れたりするのも、すごくラクです。
まだ赤ちゃんの頃だと、抱いたままあちこち動き回ることも多いですが、そう言う時も一戸建てよりマンションの方が無駄な動きを省けてスムーズに家事ができるのです。
子育てって家事と並行して行なうので、この点は主婦にとってすごく重要。
2階3階を行き来しながら掃除や洗濯をしなければいけない一戸建てに比べると、それだけでもメリットだと思います。
ただ、マンションはマンションでもエレベーターが無いマンションだと、小さい子どもがいるとすごく大変です。
エレベーターが無くてベビーカーで部屋の前まで行けないようなマンションだと子育てはめちゃくちゃ大変なので、その場合はきっと早目に家を建てる方が良いです。
マンションだと子供に友達ができやすい
次に、マンションが子育て世帯向きだと思う理由は、同じマンションの中で子供同士が友達になりやすいということ。
私の子供もそうですが、自分の住んでいるマンションに同じくらいの年齢の子供がいると気になるようで、なんだか知らないうちに友達になっていたりします。
保育園や幼稚園が別々だと最初は接点が無いものの、小学校に上がると登下校で必ず一緒になるので、自然と言葉を交わして仲良くなっていきます。
特に小学校入学の時には、知っている子が数人いるというだけで、すごく心強かったみたいです。
同じ場所に住んでいるというのは、普通のご近所さんよりももっと親密になれますし、親同士もよく知っているもの同士という事で、すごく安心感がありました。
同じマンション内だとエントランスでおしゃべりをしたり、雨の日でも家を行き来して遊べるので、子ども達はすごく喜びますよ。
最近は防犯上の心配もあり、気軽に公園などで遊ばせられなくなったので、同じマンションの中に友達がいるというのはすごく大きなメリットだと感じました。
進路があらかじめ決まってから家を建てた方が良い
子供が小さいうちは絶対にマンションが良いと思いますが、ある程度大きくなって、親も年を重ねてくると、いよいよマイホームを建てないとという気持ちにもなりますよね。
そういう時にどのタイミングで家を建てるかですが、私は、子供の進路があらかじめ決まってからで良いと思います。
大体中学校くらいまでは公立に行くとすると、離れた場所に家を建てれば転校をしなくてはいけません。
引っ越しのために転校するのはやむを得ないとはいえ、子どもにとっては仲良しの友達からはなれ、知らない場所で新しく学校生活を始めるのはとても大変なことです。
なので、できれば転校にならないように家を建てる土地を考慮するか、もし遠いところに建てる予定なら、子供の進学に合わせて引っ越しできるように調整した方が良いと思います。
子供の進学先によっては、家を建てた場所から離れすぎて通学時間がすごくかかってしまう場合もありますから、理想的なのは、まず進学先をあらかじめ決めてから家を建てる場所を考えることかと思います。
そうしたことを踏まえると、やはり子供がまだ小さいうちは少々狭くてもマンションで暮らして、ある程度大きくなって進路も少し定まってきたなというタイミングで、家を建てるのが一番ではないでしょうか。
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