ママ友が欲しいけど、どうやって作れば良いのかわからない…
そんな風に悩むことってありますよね。
幼稚園や学校でママ友のグループを見るたび寂しい気持ちになり、なんだか疎外感を感じてつらくなること…私もよくありました。
みんな自然な感じでママ友になっているけれど、どうすればママ友作りが成功するのでしょうか。
今回は、ママ友作りがうまくいったというママ達に「上手なママ友の作り方」を紹介してもらいました。
なかなかママ友ができずに困っているという方は、ぜひ参考にしてもらって、この機会にママ友作りのチャレンジをしてみてくださいね。
目次
ママ友の作り方|6つの方法でママ友を作ろう
ママ友とひとことで言っても、頻繁に連絡を取り合うような親密な関係もあれば、学校で顔を合わせた時だけ楽しくおしゃべりをする関係もあります。
ただ、いずれにしても最初の一歩を踏み出さなければママ友の関係にはなれませんから、その「きっかけ作り」を、子育てママ達に解説してもらいました。
1.子供の幼稚園で気の合うママ友に出会えた
私は結婚で実家からかなり離れた場所に引っ越してきたため、周りに知り合いが1人もいませんでした。
ですから出産後は子供の検診の時に保健師さんに相談し、幼児サークルや、離乳食講座などを教えていただきました。
自分でも情報を集め、できる限り育児イベントには参加していたのですが、今から思えば「早く友達を作らないと」と焦ってストレスでいっぱいいっぱいだったのです。
結果、そんなに楽しくないのに無理にあちこちに出掛け、それなのに友達も出来ず、空回りしていました。
転機は子どもが幼稚園に入ったことで、毎日の送り迎えの時に自然と気の合うママ友ができました。
以前の私は「話が合わなくても何とか話をしないといけない」と思って頑張って話を合わせていましたが、それは結局ストレスを溜めるだけで、子供にも怒ってしまい、何一ついい事なんてありません。
「色んな人と仲良くなる必要なんてない。1人でも2人でも気の合うママ友ができれば良いんだ」と思ってからはすごくラクになりました。
ママ友は「作るぞ!」と意気込んで出来るものではないです。
自然体でいればそのうち気の合うママに巡り会えるので、焦らずに、ありのままに育児を楽しんでいることが大切だと思います。
(中学生と小学生のお子さんを持つ40代女性)
2.PTAの役員になってママ友作り
私がママ友を作れたきっかけは、PTAです。
人前で話すのは苦手ですし、働いていたので、正直言って引き受けたくなかったのですが、PTAの人達に会ってみると、働いている人の方が多く考えてたほど大変ではなかったです。
世話好きな方も多かったので、色々と相談に乗って貰えて助かりました。
それに、PTAの役員をしてると懇談に行った時などに、今まで話しかけても来なかったママさん達が話しかけてくるんです。
話の内容は他愛も無いような噂話が中心だったので、正直、特に興味はありませんでしたが、1人でポツンとしているよりは良いかなと思いました。
また、仲良くなるうちに、皆さんも自分と同じく子育てでいろいろ不安に思ってるんだということがわかり、悩みを打ち明け合って親しくなったママ友が数人できました。
自分から話すのは苦手でも、思い切ってPTAのお手伝いをする事で、向こうから話しかけてもらえてママ友ができますよ。
(成人した2人のお子さんがいる50代女性)
3.仲間意識が芽生えるPTA活動でママ友作り
私もコミュニケーションが苦手で、なかなかママ友が作れませんでした。
やっと知り合いができたのは、実は学校のPTA委員を引き受けてからです。
PTAというととにかく倦厭する人が多いですが、よくよく仕事内容を見てみると、割と負担が少なく誰にでもできそうな仕事があるものです。
うちの子がちょっと学校に迷惑かけがちだったこともあり、小学生のころは、簡単そうなPTAの委員を引き受けました。
半ば強制的に保護者が集まるし、会話も必要に迫られるので、おそるおそる出席していると、そのうちなんとなく知り合いができました。
また、行事のお手伝いなどしているうちに、仲間意識のようなものが芽生え、気がついたらママ友になっていたという感じです。
自分から積極的に声をかけるのが苦手な人は、こんな感じで知り合える環境の整ったところへ飛び込んでみるのもひとつの方法だと思います。
PTAだけでなく、学校によってはボランティアや行事のお手伝いを募集している場合もあるので、そういった機会に頑張って参加してみるのもいいですよ。
(中学生のお子さんを持つ40代女性)
4.自分から手紙を書いてママ友作り
私も人付き合いは苦手ですが、小学校になると子供には友達が絶対必要になると思って、親子で仲良くできる友達が作れるように早目に行動をおこしました。
学校で友達がいれば、授業でグループを作らないといけない時にうろたえなくて済むし、下校後に遊ぶ約束があるだけで勉強を頑張れたりしますよね。
なので、小学校に入るまでに人間関係を作っておこうと、幼稚園の年少クラスの時から子供に「誰と仲がいい?どの子が好き?」と聞いておきました。
そして、「こんにちは。○○の母です。いつも○君の事を楽しそうに話しています。遊んで頂きありがとうございます。
よかったら今度○○で一緒に遊びませんか?連絡先を書いておきますね。どうぞよろしく」といった文面の、メールアドレスを書いた手紙を子供に持たせました。
性格の穏やかな子のお母さんはやっぱり優しい方が多くて、すぐに返答があり仲良くなれました。
自分からアクションを起こすのは勇気がいりましたが、そうでもしないと、なかなか良いママ友には巡り会えませんから。
男の子によくあるんですが、先生の言うことを全然聞いてないので、連絡内容がおろそかになることが時々あります。
そんな時に親同士で連絡を取り合って宿題が何かを聞いたり、図工で持ってくるものを聞いたりと、助け合うことができます。
最初の友達作りでつまずくと、こういう困った時に協力してもらえる相手がいないことになってしまいますから、やはり早めにママ友と親交を深めておいた方が、お母さんにもお子さんにもメリットがあります。
案外、他のお母さんもママ友を作ろうと思っているかもしれないし、こちらから誘っても嫌な気はしないと思います。
(小学生と乳児のお子さんを持つ30代女性)
5.地域の子育て支援イベントでママ友作り
0歳の母ですがママ友はいます。
地域にもよると思いますが、私が住んでいる横浜の地域では0歳から1歳までの間「赤ちゃん保育」という、近くの保育園の一室を借りてみんなで遊ぶイベントがあります。
一室しかないので隣同士の距離も近く、寝転んでいる赤ちゃんが右へ左へとコロコロと転がり、両隣の方々とは必然的に話すようになります。
そして、赤ちゃんの育て方とかを話しているうちにすぐ仲良くなれました。
生まれた順に並んでいるということもあったかもしれません。
赤ちゃん保育は月に一回は必ず集まりがありますし、地域も同じで家も近い人が多いので、他の親子と行き帰りが一緒になることもありました。
私の場合は赤ちゃん保育がきっかけになってママ友作りが成功したという感じです。
なので、積極的に親子が集まる育児イベントを探し参加するようにすれば、少なくとも1人はママ友ができると思います。
友達もそうですが、ママ友も人数ではないと思いますし、1人でも友達ができればいいのではないのかと思います。
本当に私なりではありますが、ママ友を作りたい時はそういう場所に積極的に出掛けることを大切にしています。
もしも近くにそういった施設が無い時は、保健センターや市役所などに相談してみて、同じくらいの年代の子ども達が集まっている場所を教えてもらうのも良いと思います。
(0歳のお子さんを持つ20代女性)
6.子どもを介して会話の機会を作る
私が「ママ友が欲しい」と思った時は、公園か児童館などに出掛けるようにしています。
そして、自分と同じように単独で来ている親子の中でも、自分たちと雰囲気が合っていて話も合いそうなママがいる場合には話しかけます。
いきなりママに話しかけるのも怪しいですから、子供をさりげなくその親子の方に誘導して、一緒に遊べそうだったら声を掛けてみるようにしています。
「◯◯、これ貸してあげたら?」と我が子に言ったり、「ブロック上手に組み立てているね」などとお子さんの方に声をかけると、だいたいそのママも会話に加わるようになります。
そうなると、「今いくつなんですか?」と、自然な流れで会話が繋がりますよ。
もしも話が合うようなら「また一緒に遊びましょうね」と言って連絡先を交換する事ができますが、初対面で連絡先が難しい時は、「いつも何時くらいに遊びに来られるんですか?」と、また今度この場所で遊びましょうという意味で、次の予定を聞いたりすると、仲良くなりやすいです。
(小学生と幼稚園児のお子さんを持つ30代女性)
ママ友がいると心強い!
子どものためにも自分のためにも、ママ友はいた方が良いと考える親御さんは少なくありません。
無理をして気が合わないママ友と付き合う必要はありませんが、もしも親子ともに仲良く出来るママ友に出会えたら、それは本当に素敵なことですよね。
幼稚園や学校などで「仲良くなりたい!」と感じる親子に出会った時には、ぜひ今回ご紹介したママ友作りの方法を試してみてくださいね。
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