10歳の息子がインフルエンザにかかった時、筋肉の痛みが出たのが最初の症状でした。
ただ、日頃から関節などに成長痛と思われる痛みがあったので、痛みの原因がインフルエンザによるものだということに、最初は気づきませんでした。
その後発熱がありましたが、37度5分ほどで高熱には至りませんでした。
翌日も同じ程度の発熱だったのですが、念のため小児科で検査していただくと、「インフルエンザB型」の診断がおりました。
咳と鼻水が出始めたのは発熱した翌日くらいからで、最初は軽い症状だったので安心していたのですが、2日目の夜から急激に熱が上がって異常行動があらわれました。
インフルエンザB型で異常行動が…
発症2日目の夜に40度近くまで熱が上がりました。
就寝中にうわごとのようなことを言い出し、こちらから話しかけると、おびえたような様子で、脈絡のないことを言いながら泣き出したので、本人が落ち着くまでそばについていました。
明らかに普通の風邪の時とは違う様子で、「これがインフルエンザの異常行動なんだろうな」と思いました。
意識があるのか無いのか分からないような、会話の出来ない状態でしたから、あまり刺激しないように静かに看病していました。
後日、本人に聞いたところ、幻覚のような症状があったみたいです。「あり得ないものが見えていた」と言って怖がっていました。
高熱が出たときは心配しましたが、小児科でいただいたリレンザを服用すると、3日目の夜くらいから熱が下がりました。
その後は鼻水が残り、登校できるようになってからもしばらく続きました。
37度台の熱でもインフルエンザ陽性に
インフルエンザは診断のタイミングによっては罹患していても検査で検出できないと小児科の先生に言われていましたが、まだ熱が高くないうちから検査で陽性が出て良かったです。
1度目に陽性が出ないと、また行かなくてはいけなくなるので。
小児科でもらったリレンザは、吸い込み方にちょっとコツがいります。
10歳だと、お薬は自分で服用できる年齢だと思いますが、リレンザに関しては確実に吸い込むようにさせたかったので、私が手伝いながら吸引させるようにしました。
うわごとや幻覚的な症状が薬のせいかどうかは判断がつきませんが、服用2日ほどは一人にしないように気をつけました。
家の中で気を付けていたこと
今回のインフルエンザB型では鼻の症状がひどく、ずっと口呼吸をしていました。
なので、お部屋の中の湿度に注意して、鼻が通りやすくなるように気を付けていました。
幸い食欲があったので、消化の良いものを食べさせるようにしたことで、重症にならずにすんだのかも知れません。
発熱しているうちは頭痛と鼻が苦しいのとで、なかなかしっかり睡眠をとれない様子でしたが、できるだけ休養をとれるように、静かに休める環境を作ってあげることにも気を配っていました。
家族にうつさないことも看護者を確保すると言うことでは、子供の回復に必要だと思います。
ですから、「隔離」というとかわいそうですが、ストレスなく休むと言う点で大切だと思うので、登校できるようになるまでは、日中一人で過ごしてもらうようにしました。
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