『まなびwith(ウィズ)』は、小学館の幼児・小学生向け通信教育です。
これまで、小学館の通信教育といえば『ドラゼミ』が有名でしたが、2019年4月からがらりとリニューアルして、新しい通信教育『まなびwith』に生まれ変わったのです。
コンセプトは「教育が変わる前に、変わろう」ということで、これから始まる日本の教育改革が本格化する前に、新しい学習への対応力をつけておくことで、子供の成績アップを目指せる通信教育になっています。
こちらの記事では小学館『まなびwith(ウィズ)』の教材内容や受講料をまとめてご紹介して、受講するメリットをお伝えしていきます。
目次
『まなびwith』子供達の未来と向き合う通信教育とは?
『まなびwith』のキャッチコピーは「子供達の未来と向き合う新しい通信教育」です。
2020年、教育現場には新たな学習指導要項が導入され、教育改革がおとずれます。
2020年から教育現場は大きく変化する
この教育改革では、私達親世代が経験していない「思考力」や「理解力」がさらに求められる教育内容となっており、「何をどれだけ学んだか」だけではなく「どのように学んだか」という学び方まで重要視されることになります。
これまでのように付け焼き刃の受験勉強は通用しなくなり、義務教育期間に子供が主体的に学び、いかに吸収し続けられるかが、その後の高校・大学受験を左右するといっても過言ではないでしょう。
そのような教育環境の中で、従来通りの教材ではなく、一歩進んだカリキュラムを提供して子供の成績アップに役立てられるのが『まなびwith』の通信教材です。
子供の『考える力』を育てる「思考の達人ツール」
たとえば『まなびwith』では、子供の考える力を育てて深めさせる為に「思考の達人ツール」というワークが用意されています。
「思考の達人ツール」とは、上のような図形を使って、何かを考える時のポイントを習得させる教材です。
頭の中で考えているだけではうまく整理ができないし、文章だけでは相手に上手に伝えられない。
そういった時にさまざまな図形を利用すれば、分かりやすく、説明しやすくなりますよね。
全部で10種類あるツールを使いながら、色々な条件での伝え方を考える中で、思考力、判断力、表現力を磨いていくのです。
子供が大好きな名探偵コナンがナビゲートしてくれる
子供って名探偵コナンが大好きな子が多いと思いますが(私の子供も大好きです)、『まなびwith』では教材の中にコナンやアガサ博士などの登場人物が出てくるのです。
『思考の達人ツール』は始めてだとやり方がよく分からない子供も多いので、名探偵コナンが「スペシャル学習サポート」で学習の進め方をしっかりナビゲートしてくれます。
これは小学館ならではというか、ドラえもんのドラゼミでもそうでしたが、子供が大好きなキャラクターを使えるのは大きな強みですよね。
進研ゼミ『チャレンジ』に出てくるコラショのように、その通信教育のオリジナルキャラでも良いですが、やっぱりアニメや漫画などで人気を博しているキャラクターだと子供の食い付きが違います。
特に名探偵コナンはアニメも映画も長年ずっとヒットし続けていますし、親としても親しみや安心感を持てます。
ナゾトキ学習で子供のやる気がアップ
通信教材を子供が溜めてしまって、新しいのが届いても取り組めない…と悩む親御さんも多いですが、そんな悩みに答えるのが『まなびwith』の「ナゾトキ学習」です。
「ナゾトキ学習」は東京大学謎解き制作集団アナザービジョンが制作監修したプリントで、毎月届く教材を終わらせないと出来ないようになっています。
そして、そこにも名探偵コナンが登場します。
子供はコナンのナゾトキ学習をしたいので、進んで教材に取り組んでくれるのです。
通信教育は塾のように、そこにいけば授業が始まるというシステムではないため、本人のやる気や親の声かけが重要になります。
親が「教材をやりなさい」と言えば子供が「はーい」と素直に応じてくれるなら良いですが、実際はかなり手を焼く親御さんがほとんどなのです。
親に叱られたり怒鳴られたりしながら渋々子供がやりはじめても、なかなか身にはつかないですよね。
ですから「ナゾトキ学習」のように、子供が自分から教材に取り組むきっかけになるようなものが用意されているというのは、それだけでかなり親としては助かるのではないでしょうか。
『まなびwith(ウィズ)』の教材内容
『まなびwith』は小学生向けと幼児向けの通信教材です。それぞれの内容と特徴を説明していきます。
小学生向け『まなびwith』の教材の特徴
紙教材で国語と算数2教科が各10回分、毎月届きます。
その他に、理科と社会の教材が年1冊のペースで届きます。4教科に合わせて英語の教材もあります。
また、各項目で導入マンガがあって学習がスムーズに頭に入りやすくなっていたり、理科では実験映像を試聴して深く理解できるように工夫されています。
毎月教材と一緒に添削テストが届くので、提出して添削してもらうことで、その月で学習した内容の定着度を確認することができますね。
幼児向け『まなびwith』の教材の特徴
幼児向けの教材は、もじ・かず・たいけん・ちえの項目で紙教材が毎月25~30回分届きます。
可愛らしいキャラクターが分かりやすくサポートしてくれて、楽しく遊びながら学べるので、小さな子供でも楽しめるような教材になっていますよ。
年中コースで年2回(9月号・1月号)、年長コースでは年3回(6月号・11月号・2月号)の添削テストがあります。
幼児向けの通信教育で添削テストがあるものは珍しいです。小学校入学に向けて、学習の習慣がしっかり身に付きそうですね。
『まなびwith』の会費(受講料)
まなびwithを毎月払いで受講した時の学年ごとの会費を紹介します。金額は税込みです。
年少 | 2,268円 |
---|---|
年中 | 2,538円 |
年長 | 2,538円 |
1年生 | 3,618円 |
2年生 | 3,672円 |
3年生 | 3,942円 |
4年生 | 4,590円 |
5年生 | 5,130円 |
6年生 | 5,454円 |
会費は6カ月払いや1年払いをすることで安くなってお得になります。詳細は公式サイトで確認してみてくださいね。
まなびwithの口コミと評判を集めてみた
当サイトのライター数名に子供が実際に使った口コミと評判を聞いてみたところ、今までの通信教材では物足りなかった部分が補えていて良かったという感想がありました。
暗記したり詰めこむような学習方法ではなく、自分から考えを巡らせる思考力を鍛えられる内容がひじょうに評価が高いです。
子供に考える力をつけさせたいと思っている親御さんはたくさんいますが、なかなかうまくいかず試行錯誤してしまうこともよくありますから、そういうのを促してくれる教材は確かに貴重ですね。
紙教材だからこそのメリット
最近はタブレットやスマホ、パソコンを活用してネット環境を使った通信教育も増えていますが、「紙教材の方が子供が理解しやすかったり、親がサポートしやすくて、成績アップに繋がりそう」という声も多くありました。
ネットに繋げないと学習が始められない教材よりは、いつでもどこでも取り組める紙教材の方が向いている子供も多いですよね。
タブレット教材が合わないと感じている子供には、『まなびwith』はかなりおすすめだと感じます。
他にも、小学館というネームバリューに安心感を持つ親御さんがいる一方で、ドラゼミがなくなってしまったことを残念がる声もありました。
無料教材セットで体験してみよう
『まなびwith』には無料体験セットが用意されているので、子供の通信教育を考えている親御さんはぜひ利用してみて下さい。
2020年からの教育改革に対応する為に、他とは違う教材をお試ししてみてくださいね。
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