子供の小学校が私服だと、入学の時に「どんな服を何着くらい買えば良いんだろう?」と悩んでしまうこともありますよね。
特に長子の入学の時には親も初めての体験になりますから、色々と情報を集めたり、ママ友に質問をしたりと、大変な思いをするお母さんも多いです。
私の3人の子ども達も、小学校が私服通学でした。
ですから入学時には、
- どういう服を買えば良いのか?
- どれくらいの数が必要なのか?
と、悩んだ時期があり、今では楽しい思い出ですが、当時はそれなりに大変だったな…という思いがあります。
そこで今回は、私服通学の小学校に子供が通うとき、どんな服を何着買い揃えれば良いのかを、さまざまな情報を集めて調べました。
私自身の経験を踏まえながら、詳しく記事にまとめましたので、ぜひ参考にされてみてくださいね。
目次
私服の小学校には何を着ていけば良いの?
小学校が制服通学だと、入学時に買い揃えるのが大変だという話をよく聞きます。
学校の制服って上下で2万円くらいはしますし、汚したり汗をかいたりすることを考えると1着だけというわけにはいきません。
なので、私服通学の方がお金もかからず親は助かるように思うのですが…
「自由」だけに、季節ごとに小学校にふさわしい服装を考えるのが結構大変というデメリットがあるのです。
日本の小学校の8割は私服通学
そもそも、制服のある小学校は日本の中で2割ほどで、8割の小学校は私服通学。
これだけ多くの小学校が私服通学であるにもかかわらず、明確な私服のルールが決まっていないため、子供が小学校で着る私服の種類や数について悩むお母さんが多いのかも知れませんね。
ということで、まずは「小学校の私服は何着用意するか?」について。
私の子ども達の時はどうだったかしら…と、思い出しながら考えてみました。
子供の小学校の私服は何着くらい買えば良い?
子供が小学校に着ていく私服を何着用意するかですが、基本的には3~5着を着回して洗濯が間に合えばそれで大丈夫です。
3~5着だと少ないと感じる人もいるかも知れませんが、子供って本当にすぐ大きくなるのです。
その時々の体型に合わせてまとめて服を買ってしまうと、すぐに着れなくなってムダになってしまいます。
よくシーズン終わりのバーゲン品で子供の服を買いだめするお母さんがいますが、季節の変わり目に買うので着る機会が少なく、次に季節が回ってきた時には小さくなってしまっている場合もあります。
同じサイズを買いだめせず成長に合わせて買い足していく
子供の小学校の私服はいっぺんにたくさん揃えずに、その時々の身長とウエストに合わせながら、こまめに買い足していく方が良いです。
定番のコーディネートを3パターン作っておいて、毎日洗濯をしながら、それを3日で着回していきましょう。
そうしながら定期的に「サイズが小さくなっていないか」「ダメージが出ていないか」をチェックしてみてください。
小学校用の私服は通販サイトやユニクロがおすすめ
すぐに背丈が大きくなって着れなくなる子供服ですから、小学校用の私服は通販サイトやユニクロなどで低価格のものを買い揃えるのがおすすめです。
小学校でもブランドの子供服を着せているお母さんは多いですし、私自身も「可愛いものを着せたい」と思って、娘にブランド服を着せて学校に行かせたこともあります。
でも、小学校での服装なんてブランドだろうがユニクロだろうが、ほとんど誰も気にしません。
それにむしろ高級なものを身につけている方が周囲から浮いてしまうこともあります。
そんなこんなも考えると、小学校用の私服は通販サイトやユニクロで充分間に合うと言えるのです。
小学校に着ていく私服のコーディネートは?
私は小学校の私服について担任の先生に「どんな服を着ていけば良いですか?」と聞いてみたことがありますが、「動きやすければどんな服でも良いですよ」と言われました。
また、同じようにお兄ちゃんお姉ちゃんがいるママ友にたずねた時にも、「別になんでも大丈夫だよ〜」と言ってくれたのです。
その言葉を真に受けて、最初のうちは普段と同じものを小学校にも着せていたのですが、それが失敗に繋がったことがたくさんありました…。
ですから、ここからは私の経験を踏まえて、小学校の私服を選ぶ時の注意点を紹介します。
小学校の私服を選ぶ時の注意点
小学校で着る私服を選ぶ時には、普段着とは違う選び方をする必要があります。
その理由は、小学校では複雑で多岐にわたる活動をするため、何も考えずいつもの服を着ていくことで、思うように動けなかったり失敗をしてしまうことがあるからです。
小学校の私服選びの具体的な注意点を下記にまとめました。
汚れても良い服を選ぶ
可愛い子供にはお洒落な服を着せたくなりますが、小学校には、汚れても良いし最悪すぐに捨てても大丈夫なくらいの服を選んで着せた方が良いです。
小学校で私服が汚れることといえば…
- 外遊び
- 習字
- 図工
- 給食
- 掃除の時間
このような時間に私服が汚れることがよくあります。
我が家の子ども達を例にすると、外遊びで転んでズボンの膝の部分破れたり、習字の墨汁が白いブラウスについて取れなくなったり、給食のカレースープがスカートについてシミになったりと、毎日当たり前のように私服を汚したりダメにしたりしていました。
小学校用の私服は普段着として着るよりも確実に寿命が短くなるので、高価なブランド服なんてとても着せられません。
見た目よりも、シミが目立たない丈夫な服を選ぶのがおすすめです。
動きやすさを重視した服を選ぶ
小学生は、体育の時間は体操着でも、普段の学習の時は私服のままで過ごします。
そこで動きにくい服や着心地の悪い服を着ていると、授業が頭に入らなくなりますし、落ち着いて過ごすことができなくなってしまいます。
小学校では限られた時間でトイレに行ったり着替えたりしなくてはいけないのですが、脱ぎ着のしにくい私服を着ていると焦ったり不安になったりする子供も多いのです。
特に低学年はまだまだ不器用で時間もかかりますから、動きやすさと脱ぎやすさ着やすさを重視して選んでみてください。
自分で温度調節ができる服を選ぶ
冷暖房のある教室は外と比べると温度差がかなり大きいもので、朝に着た服のままだと、教室の中で暑さや寒さを感じてしまうこともよくあります。
ですから、朝の服装から、1枚脱げる、または1枚羽織れるという感じで、教室の室温に合わせて自分で調節できるような服装をさせておいた方が良いです。
私の子供は夏の教室でクーラーが寒くなると言って、毎日カーディガンを手提げに入れて持って行っていましたし、真冬だと教室は暖房が効くのでジャンパーの中は薄着で登校していました。
入学したての時は「暑いな」「寒いな」と思っても自分でどうすれば良いか気付けないことも多々あるので、お父さんお母さんがあらかじめ「暑くなったら…寒くなったら…」という感じで、衣服をどう調節するかを教えてあげてくださいね。
おすすめの小学生の私服
小学生の私服は汚れても良い丈夫な服で、体温調節がしやすいものでコーディネートするのが理想的です。
基本パターンは、Tシャツとパンツ、冬になったらトレーナーとパンツ。
そこに、気温に合わせて下着を暖かい素材のものに変えたり、カーディガンやフリースのジャンパーを重ね着していきます。
冬の通学の時にはジャンパーやコートを着せますが、ダウンのボリュームのあるものだとランドセルが背負いにくいので、できればあまり分厚くないものがおすすめです。
今思い出すと、私の子ども達の小学校ではユニクロのジャンパーを着ている子が多かったですね。
うちの子もユニクロでしたが、ライトウォームなら中綿入りでも軽くて薄いので、動きやすくていい感じでした。
スカートはなるべく控えて
女の子はある程度大きくなるとスカートを穿きたがるのですが、5.6年生まではスカートははかせずガウチョパンツにしておくと動きやすいですし、めくれた時も下着が見える心配がありません。
時々、低学年の女の子が下着丸見えで運動場の遊具で遊んでいるのを見かけることがあり、そういう時には「中に半ズボンを穿いておいた方が良いよ」と声を掛けていました。
登下校の不審者対策のためにも、女の子の服装には気を付けた方が良いと思います。
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