我が家の長男は4歳から小学2年生までリッケンスポーツクラブに通いました。
最初にリッケンに行かせようと思ったきっかけは、幼稚園の同年齢の子ども達に比べて、長男があきらかに運動オンチだったからです。
ジャングルジムやウンテイに他の子ども達がすいすい昇っていくのを尻目に、うちの長男だけはいつまでも地面に足をついたまま手を伸ばしてバーに触るくらい。
縄跳びも鉄棒も苦手で、運動系はなにをやらせてもうまくいきませんでした。
まだ4歳ですから様子をみておけばそのうち出来るようになるとも思いましたが、周りの子ども達を見ると、すでに一輪車を乗りこなす子もいて、長男だけがかなり遅れている感じがして可哀想になり、いても立ってもいられなかったのです。
子供の運動神経の悪さが不安になって…
長男の運動神経に不安を感じていた私は、「何か体育系の習い事を始めた方が良いのではないか」と考えはじめました。
そんなとき、前年に近所に出来たリッケンスポーツクラブの噂を耳にすることが増えたのです。
うちの近くにはコナミのスポーツクラブもあるので、体操系に興味のある親子はそちらに行く方が多かったのですが、「リッケンはコナミよりもしっかり教えてくれるよ」という口コミをママ友から聞いて、長男を通わせたいと思うようになりました。
そのママ友によると、コナミの先生よりもリッケンの先生の方が本格的で、レッスン中も熱心に教えてくれるとのことでした。
リッケンには無料の体験があると聞き、長男に「行ってみる?」とたずねてみると「嫌だ…」と気が乗らない様子。
でも、「大きなトランポリンがあるんだって!」と、ママ友に聞いた話をすると、すぐに興味を持ち「行ってみる」と言いました。
リッケンには競技用の大きなトランポリンとロングトランポリンがあって、子供の体幹を鍛えることができるのです。
リッケンスポーツクラブの無料体験に参加してみて
リッケンスポーツクラブの体験は、私達親子が行った時はいつものレッスンに混じって体験する形でした。
なので、体験だからといって色々説明してくれるというよりは、「普段のレッスンをやってみて検討して下さい」という感じですね。
グループみんなが同年代の子供ですし、みんな真面目に先生の言うことを聞いてレッスンしていたので、長男も同じように見よう見まねで参加していました。
ひととおりの柔軟体操がすんだら、子供のレベルに合わせて逆立ちや鉄棒や跳び箱をテンポ良くしていって、残った時間でトランポリンをやっていました。
長男は大きなトランポリンがはじめてで、最初はひっくりかえったり、うまく飛べなかったり…。
でも、2人いる先生のうちのお1人が長男について教えて下さって、5分後くらいには上手く飛べるようになっていました。
長男は嬉しそうにニコニコしながらトランポリンをしていて、レッスンが終わった後も「もっとやりたい」と言っていて、自分から「リッケンに通いたい」と言い出したのです。
リッケンスポーツクラブはたくさん教室があるのですが、私達親子が行った教室はすごく雰囲気が良くて優しい先生が多かったです。
ただ、優しいだけではなく指導もしっかりしていたので、親である私も安心して任せられると感じました。
リッケンスポーツクラブの入会金と月謝
リッケンに入会することに決めた長男は、週1回コースを選んで月謝が6000円でした。
特別安い月謝ではありませんが、運動系は家では教えられないことばかりですし、幼いうちに体幹を鍛えられてこの金額だとお得ではないでしょうか。
入会金は3,000円で、こちらもお得な金額なのですが、それとは別に専用の体操服を買い揃えないといけませんでした。
上は2,700円で短パン2,300円で、合わせて5,000円です。
週に1回しか行かないので1着あれば充分でしたし、その他に教材費とかもかからないので、別の習い事と比べると安く感じました。
ちなみに、コナミ運動塾の体育スクールだと週1回でも8,686円かかります。
コナミは大手ですから設備が揃っているのかも知れませんが、2,000円以上も安くて大型トランポリンもできるということで、私達親子にとってはリッケンの方が魅力的でした。
リッケンで逆上がりが出来るようになった
長男が通っていた幼稚園は、年長クラスになると全員が逆上がりの練習を始めます。
絶対にできないとダメというわけではありませんが、やはりみんな張り合うと言うか、1人が「できた」と言うと周りも必死で練習するのです。
長男は、リッケンに通い始めた時は鉄棒にぶら下がることさえ出来ず、「豚の丸焼き」という、両手で鉄棒を握ったまま足も鉄棒にかけるというワザも無理でした。
私の見る限りでは握力が弱いようで、ウンテイも上手に握れないし、逆上がりなんてとても無理だろうと諦めていたのです。
ところが、リッケンスポーツクラブに通い始め、みんなと一緒に鉄棒を練習すると、どんどん上達していきました。
リッケンでは、鉄棒の横に先生がついてくれてしっかりサポートしてくれるのですが、直すべき所やコツを教えてもらえるので、次にまた修正して、また修正して、という感じで確実にレベルアップできるのです。
まず前回りができるようになり、そのあと、逆上がりもできるようになりました。驚くべきことに、リッケンに通って半年で逆上がりが出来てしまったのです。
「あの、運動が苦手な長男が、何度も何度も逆上がりをしている…」
私は見学しながら感動してしまいました。
逆上がりだけでなく、逆立ちもできるようになって、トランポリンのワザもしっかり出来るようになる長男。
私は長男は運動が苦手と決めつけていたけれど、本当は身体の上手な使い方を分かっていなかっただけなんだな…と気付き、少し反省したのです。
そして、リッケンに通って本当に良かったと思いました。
リッケンをやめても運動が大好きに
リッケンで出来ることが増えた長男は、幼稚園の運動の時間も生き生きとして楽しめるようになったようです。
年長クラスの逆上がりのテストも悠々と合格して、そのあとにあった竹馬のテストもクラスで一番早く合格しました。
運動嫌いで、みんなが走り廻っている時は園庭の隅っこでじっとしていた長男が、こんなに楽しそうに運動するなんて思ってもいませんでした。
長男が小学2年生の時に夫の転勤で引っ越しをして、その地域にはリッケンスポーツクラブが無かったので、今は運動系の習い事はやっていませんが、それでも身体を動かすことが好きなままです。
今は小学校の体育の時間が楽しみで、日曜日のサッカー教室にも通ってみたいと言う長男。
このように運動嫌いを克服できたのも、あの時にリッケンに通ったからだろうなと、当時のリッケンの先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。