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親が共働きで子供の勉強をサポート出来ない時は塾に通わせるべき?

夏休みの宿題をする子供

子供の宿題は毎日あるけど、共働きで忙しくて子供の宿題を見てあげる事ができないことってよくありますよね。

子供の成績が悪くなっていると、「なんとか家でも勉強をみてあげたい」「でも、共働きで時間が作れない…」と、悩んでしまう親御さんも多いのです。

共働きで親が学習面のサポートをしてあげられないなら、子供を塾に通わせた方が良いという意見もありますが、塾は高い月謝がかかりますし子供の性格に合う合わないもありますよね。

こちらの記事では、共働きで忙しくて親が子供の勉強をみてあげれない時の対策と、そういう時に塾へ通わせるできかどうかをまとめました。

共働きで忙しくて勉強を見てあげられない時

学校の宿題を親が見てあげた方が良いのかどうか、それは、子供の年齢や性格によって違ってきます。

まずは、親が子供の宿題にどうやってかかわるか、パターンを考えてみました。

子供の宿題に対する親の行動

  1. 宿題には一切関わらない
  2. 毎日宿題をしているかどうかだけチェックする
  3. 普段は子供に任せて、仕事が休みの日にまとめてサポートする
  4. 毎日の宿題で苦手な教科は教えてあげて、あとの教科はチェックのみ
  5. 毎日全ての宿題をサポートする
  6. 自分はサポートしないが塾や家庭教師などを利用する

上記のように、子供の宿題に親がどう関わるかを決めるのは、子供の宿題への取り組み方を見て判断して下さい。

勉強が得意で自分から進んで宿題が出来る子なら親は何も口出しせず、たまにきちんとできているかチェックしてあげるだけでも問題ないでしょう。

しかし、勉強が苦手で授業にもついていけていない子供だと、宿題を前にしてもチンプンカンプンになっている場合もあります。

そういう子供を放っておくとどんどん同級生から遅れていってしまいますから、宿題は親がサポートしてあげて、授業だけでは理解できていない単元を教えて理解させることも大切です。

学校の授業はクラス全員が同じ内容を受けていますが、学力は全員がバラバラですよね。

その差をつけるのは、やはり家庭での学習方法です。

子供が「わからない」と感じたまま終わってしまわないように、お家の中で親御さんが授業で習ったことをもう1度復習させてあげることは、成績を上げる為には効果的なのです。

共働きで忙しくても子供の宿題はチェックする?

家庭で宿題のサポートをしてあげた方が良いのは分かっているけど、忙しくてどうしても時間が作れない…ということはよくあります。

そんな時は、宿題のチェックをするだけでも、週に2、3日はしてあげましょう。

漢字ノートや計算ドリルなどは毎日1ページずつくらい宿題になりますので、何日かに1回でも「どれだけ出来てるの?」と言いながらページをチェックすると良いですね。

そこできちんと出来ていれば「よく頑張ったね!お母さんが見てなくても1人でしっかり出来ていて偉い!」と褒めてあげると子供のやる気アップに繋がります。

共働きだと仕事から帰宅したあとも家事と育児に追われて本当に大変な毎日ですが、子供に宿題の習慣をしっかりつけさせておくことが学力にダイレクトに繋がりますし、今後の進路にも大きく関わります。

15~30分くらいを目安に、子供の宿題のサポートをしてあげてくださいね。

親が勉強を教えられないなら子供は塾へ通わせるべき?

共働きで忙しいお父さんお母さんだと、子供の学力のサポートは塾に丸投げしている家庭も少なくありません。

時間が無いのに無理して親が勉強を教えるよりは、塾に通わせた方がメリットは大きいといえるからです。

ただ、塾の毎月の月謝は思ったよりも高額です。特に進学塾だと教材費や夏期講習など諸々を入れたら年間70万円以上は必要になると言われています。

さらに子供の学年が上がるたびに塾の月謝も上がっていくので、せっかく共働きで収入が増えても塾代で大半が消えてしまうこともあるのです。

そのうえ、勉強嫌いの子供を無理やり塾へ通わせても、成績アップにつながる確証はありません。

塾に通わせずに子供の勉強へのやる気をアップさせる方法

月謝が高い塾は最終手段と考えて、まずは子供の宿題へのやる気を引き出す事を優先的に考えてみてください。

自分の子供の頃を振り返ると良く分かりますが、興味が持てない勉強を無理やりやらせると効率が悪いですよね。

勉強を強いられる時間というのは苦痛でしかないので、ついつい「いかに宿題をサボるか、ごまかすか」の努力をしてしまいがち。

そうすると形だけは宿題が終わっていても、集中していないから全く記憶できていなかったり、自分自身で何を学んだかさえ理解できていないこともあります。

子供の宿題へのやる気を上げる方法は、しっかり褒めることと、頑張りを認めてご褒美をあげることです。

先ほども書きましたが、共働きで親がサポート出来ない日でも1人で宿題をしていたなら「えらい!」と褒めて、これまで苦手だった教科を1人で出来た日には「よく頑張ったね、特別にご褒美をあげるからね」と言ってあげるのも良いです。

親からすると「子供は宿題をするのが当たり前」と感じることもあるかも知れません。

でも、学校から帰って疲れた身体で宿題に取り掛かるのって、想像以上に大変なものです。

下校後に宿題をなかなかやろうとしない子供も多いですが、それにはきちんとした理由もあります。

https://www.kosodate-chiebukuro.com/entry/syukudaishinai

子供の気持ちを考えながら、共働きでも無理なくできる宿題のサポートを考えてあげて下さいね。

塾に通わせるのは勉強へのやる気を引き出してから

共働きで、子供の宿題を見てあげれなくて悩みますよね。まず家庭では、子供に合わせて週2日は見ると決め、子供だけに任せないようにしましょう。

親は忙しくて疲れていますが、子供の為なので見てあげましょう。そして塾へ通う前にまずは、どうやって子供のやる気を引き出してあげるか、考えて実行する事が大切ですよ。

やる気が出れば、それから塾へ通わせたらいいのです。

やる気のないまま塾へ行かせても、時間とお金の無駄になってしまいますので、そうならないためにも何で勉強をしないといけないのかを親の口から子供に伝えてあげましょうね。

https://www.kosodate-chiebukuro.com/entry/tesutogawarui