私達夫婦は約7年前に建売住宅を購入して住宅ローンを組みました。
頭金は、どうにか2割は入れたのですが、当時上の子が2歳、下の子が生まれたばかりで0歳だったため、夫の収入のみで住宅ローンを返済して生活をしていかないといけなかったのです。
住宅ローン控除で戻ってきたお金は固定資産税に
住宅を購入して、最初の10年は住宅ローンの控除で住宅ローンの10パーセントが年末調整で返ってきます。
住宅ローンの控除があるのとないのでは生活費の負担が全く違いますから、少しでも節税になるのはとても有難いと思いました。
うちは、年末調整で戻ってきた住宅ローンの控除分は、4月か5月にくる固定資産税に当てています。
住宅を購入すると、住宅ローンを毎月払う他にも払うお金がたくさんあるので、年間で予定を立ててきちんと払うことが大切です。
一戸建てで毎月の住宅ローン以外にかかるお金は、固定資産税の他にも色々あります。
年に一度の団体信用保険の支払いや、年に2回ある住宅ローンのボーナス払い。年に一度の地震保険などの支払いなど。
その他にも、5年に一度はシロアリ駆除、10年くらいしたら家の補修工事にも数百万円かかる予定にしています。
家計は大変だけど家を買って良かった
今までは、賃貸のアパートだったので、会社から家賃補助があったのでよかったのですが、家を買うと家賃補助がなくなるので生活が大変です。
しかし、住宅ローンを組めるのも30代の早いうちにしていおくと、返済も早めに終わりますし、なにより家が自分のものになるので、「老後自分で住む場所の安心を買うのであるならば、無駄に家賃を支払ってるより良いかな」と思ったのです。
子供達が庭でおもいっきり元気に遊ぶ姿をみていると「家を購入してよかったな」と実感できます。
以前はアパートでしたから、隣人や上や下に住む人たちに迷惑をかけないように気を遣っていました。
子供が小さい時には家の周りで遊ばせると騒音だと言われるのが困るので、歩いて遠くにある公園まで行ったり、家で遊ぶ時はなるべく物音を立てないようにしていました。
一戸建てを購入するとやはり生活費が苦しいと感じるので、子どもを保育園に預けて、働いた方がいいのかなと思ったこともあります。
でも、子どもはしょっちゅう病気やけがをしますし、仕事で疲れて帰ってから家事、特に食事をイチから作ることは大変で自分にできるかどうか自信がありませんでした。
悩んだ末に、無理をして働くなら、今は家にいて子どもを見ながら節約生活を続けていく方が良いのではないかと思いました。
住宅ローン返済の為の節約方法は、「無駄なものは買わない」というシンプルな方法です。
もともと、独身時代に都内で一人暮らしをしていたので節約生活に少し知識がありました。
食材は基本まとめ買いをして無駄な買い物を省いています。お肉は多めに買ってから小分けにして、下準備をして冷凍しておきます。
炒め物用、唐揚げ用、照り焼きチキン用、煮物用に分けておけば料理の時も時短に繋がります。
飲み物は、スーパーで無料でお水をもらってなるべく手作りするようにしています。
また、私が専業主婦で家にいられるので、子どものおもちゃは買わないようにして、空箱を使って工作をしたり、絵本は図書館で借りたりして、お金をかけずに遊べるよう工夫しています。